第240回

日本泌尿器科学会岡山地方会

日 時: 平成11515日(土)午後2

場 所: 岡山大学医学部図書館3階講堂

     岡山市鹿田町2-5-1

     TEL (086) 223-7151(内線 7056

 
プログラム

一般演題*はコンピュータープレゼンテーション演題です)
 

14:00_14:40 座長 荒巻謙二(広島市民)

  1. 副腎腫瘍と鑑別診断が困難であったGIST(Gastrointestinal stromal tumor)の1例*
    1. 村田 匡,雑賀隆史,陶山文三(三豊総合)

  2. 出血性副腎嚢腫の1例*
    1. 秋山博伸,武田克治,高尾 彰,朝日俊彦(香川県立中央)

  3. 後腹膜粘液性嚢胞腺腫の1例
    1. 井口裕樹,原 雅弘(福山市民)

  4. 後腹膜膿瘍9例の臨床的検討
    1. 池上元保,曽根淳史,森岡政明,田中啓幹(川崎医大)

14:40_15:20 座長 永井 敦(岡山大)

  1. 右遊走腎に対する後腹膜鏡下腎固定術の1
    1. 山田大介,市川孝治,中山恭樹,三枝道尚,浅野聰平,荒巻謙二(広島市民)

  2. 後腹膜鏡下腎摘除術の3
    1. 市川孝治,山田大介,中山恭樹,三枝道尚,浅野聰平,荒巻謙二(広島市民)

  3. 長期透析患者に発生した腎癌の5例
    1. 小出隆生,古川洋二,森岡政明,田中啓幹(川崎医大)

  4. 手術を行った腎血管筋脂肪腫の2例*
    1. 井上高明,池 紀征(高知県立中央)

15:20_15:50 座長 高本 均(倉敷成人病)

  1. 頸椎損傷による四肢麻痺の患者に対し失禁型回腸膀胱瘻を造設した1例
    1. 前川信也,寺田直樹,松田陽介,大久保和俊,小倉啓司,荒井陽一(倉敷中央)
      小澤秀夫(吉備高原医療リハビリテーションセンター)

  2. 抗アレルギー薬剤性膀胱炎の2例*

  3. Ebastine(エバステル)による薬剤性膀胱炎国内初報告を含む−

      荒木元朗,上原慎也,赤枝輝明(津山中央)
      白崎義範(岡山大学)

  4. 軟性膀胱鏡における問題点と小さな工夫*
    1. 野田雅俊,上杉達也(姫路聖マリア)
       

16:10_16:50 座長 古川洋二(川崎医大)

  1. 難治性尿道狭窄に対する尿道ステントの使用経験*
    1. 石井亜矢乃,津川昌也,公文裕巳(岡山大)
      橋本英昭(川崎病院)
       

  2. 前立腺癌の肺転移と思わせた肺クリプトコッカス症の1例*
    1. 真鍋和史,石井亜矢乃,新 良治,津島知靖,公文裕巳(岡山大)

  3. 内分泌療法不応性前立腺癌に対するestramustine,ifosfamide,cisplatin併用療法*
    1. 山本康雄,日下信行,賀来春紀,津島知靖,公文裕巳(岡山大)
      常 義政(川崎医大)
      大橋輝久(岡山赤十字)
      武田克治(香川県立中央)
      雑賀隆史(三豊総合)

  4. PSAが正常値を示した進行前立腺癌の2例
    1. 伊藤誠一,塩塚洋一,国冨公人,石戸則孝,高本 均(倉敷成人病)

16:50 特別演題 座長 公文裕巳(岡山大)

経会陰超音波ドプラによる尿流動態検査

   小澤秀夫(岡山労災)

日本泌尿器科学会保険委員会報告

難波克一


特別演題抄録
経会陰超音波ドプラによる尿流動態検査
小澤秀夫(岡山労災)
[目的] 自然排尿を経会陰超音波ドプラで観察し,下部尿路閉塞を診断する方法を開発し,その有用性を検討した。
[方法] 超音波ドプラ装置(東芝, SSA340A)と自作のプローブ遠隔操作装置を用いて,経会陰的アプローチ法で,
ヒトの座位排尿における前立腺部尿道の尿流速(以下流速)を計測した。この時,外尿道口からの尿流率を同時測定し,
パーソナルコンピュータ上に同期しながら経時的に取り込み,前立腺部尿道の機能的断面積(尿流率/流速)を算出した。
Pressure-flow studyPFS)におけるAbrams-Griffiths’s nomogram上で,下部尿路に閉塞ありと診断された6名と,
閉塞なしと診断された健常成人6名を対象として,流速,機能的断面積などの超音波ドプラにより求められたパラメータを両群間で比較した。
[結果] ヒトの自然排尿は,経会陰ドプラ装置にて描出が可能であった。そして,PFSで閉塞ありと診断された症例は,
健常成人に比して,前立腺部尿道の機能的断面積が有意に小さかった(p=0.006)。また,個々の排尿において,
最大流速を縦軸に,最大尿流率を横軸に取ったVelocity-flow plotsで,閉塞あり群と閉塞なし群は,異なった領域に分布した。
そして,閉塞あり群では,最大尿流率は低値であるにもかかわらず,最大流速は高値を示す傾向が認められた。
[結論] 本法は全く新しい非侵襲性下部尿路機能検査の方法論を提供するものであり,画像と流速に基づく他のパラメーターの設定により,
さらに進化するものと考えられる。


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