紹介患者予約について
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当科の特徴
先進的医療技術の開発と標準的診療技術の確立への取り組み
本教室の特長として、全国初の前立腺癌遺伝子治療、前立腺癌密封小線源治療、本邦初の尿路性器癌に対するタンパクワクチン治療、世界に先駆けて取り組んできた上部尿路内視鏡手技、腹腔鏡と開腹術の長所を取り入れたハイブリッド前立腺摘除術、性同一性障害に対する治療など“人に優しい”あたらしい医療の開発に積極的に取り組みながら、標準的診療技術の確立、充実といった地味で地道な診療にも重点をおいており、各標準的手術の成績、合併症の少なさなど特筆に価すると自負しています。
このような診療、教育の充実をはかるため、週3回の総回診(ベッドサイドカンファレンス)、週1回フィルムカンファレンス、さらに看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、医事事務を交えた合同病棟カンファレンスを週1回行うことでウイークデーは連日診療情報の交換と共有をおこなっています。また公文教授は総合患者支援センターの顧問で、先進医療と地域医療を含めた全人的医療の連携にも好都合な状況です。
グローバルな広がりを見せる研究分野
研究面では、基本的には不妊、内分泌、男性学グループ、感染、結石、上部尿路内視鏡グループ、悪性腫瘍グループ、膀胱機能グループ、腎移植グループの5研究室の4研究室において研究活動がおこなわれていますが、同世代の教室員が多いためか横方向の風通しもよく、最近では各研究室横断的に腹腔鏡グループが自然発生しています。
国際交流、海外留学も盛んで、ここ10年の留学先としては、米国ではピッツバーグ大、ベイラー医科大学、MDアンダーソンがんセンター、クリーブランドクリニック、マイアミ大、オクラホマ大、オランダのアムステル大、シンガポールなどで、教室ファカルティにも11名の留学経験者がいます。中国からも多くの留学生、医師を迎えています。
伝統の臨床共同研究
また、当教室のもうひとつの特徴として同門、関連病院と協力連携した臨床共同研究が伝統であり、岡山尿路性器癌共同研究会(OUCCG)として数多くの業績を残してきましたが、さらに広い範囲の腎泌尿器に関する共同臨床研究に取り組むために、OUCCGを発展的に解散し、NPO法人OURGを立ち上げました。従来のOUCCGの共同研究を引き継ぐとともに、新しい共同研究を開始しています。また、岡山手術手技研究会を主催し好評を得ています。
- 限局性前立腺癌に対する各治療のQOL比較
- 進行尿路上皮癌に対するCDDP、Gemcitabine, paclitaxel併用療法
- 進行前立腺癌に対するDocetaxel, Estracyt, Dexamethasone併用療法
- 表在性膀胱癌に対するTHP術早期注入
- 腹腔鏡による後腹膜リンパ節郭清
- 膀胱全摘除後代用膀胱造設患者におけるQOL
- 性同一性障害患者に対する性別適合手術に関するQOL
- プロスタグランジンE1陰茎海綿体注射に関する自主臨床研究
- 泌尿器科手術に対する周術期感染阻止薬の検討
- 慢性前立腺炎の病因の解明
- 特発性腎出血に対する内視鏡治療
- 前立腺癌永久密封小線源治療に合併する排尿障害に対するα1受容体遮断薬の改善効果に関する研究
- 慢性前立腺炎/慢性骨盤疼痛症候群における新しいバイオマーカーとしてのNGFの有用性に関する研究
- 『前立腺肥大症に伴う下部尿路症状(LUTS)に対するナフトピジルとシロドシンの臨床効果比較試験』:OURG 岡山大学関連病院との多施設共同研究
- 『前立腺癌永久密封小線源治療に合併する排尿障害に対するα1受容体遮断薬の改善効果に関する研究』:
- 『クリトリス血流と女性性機能との関連性に関する研究』
- 『OABを有する前立腺肥大症患者における新しいバイオマーカーである尿中NGF(Nerve Growth Factor)を用いた薬物治療の検討−タムスロシン塩酸塩の治療効果について−』:OURG 岡山大学関連病院との多施設共同研究
- 『女性過活動膀胱(Overactive bladder, OAB)患者における新しいバイオマーカーである尿中NGF(Nerve Growth Factor)を用いた薬物治療の検討-コハク酸ソリフェナシンの治療効果についてー』:OURG 岡山大学関連病院との多施設共同研究
- 『過活動膀胱ならびに骨盤臓器脱が女性性機能に与える影響に関する研究.』
- 『抗血小板薬内服継続下でのホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)の安全性と有効性の検討』:OURG 岡山大学関連病院との多施設共同研究
- 『酒石酸トルテロジンを用いた過活動膀胱を有する女性患者における性的QOLの検討』
- 『骨盤臓器脱と過活動膀胱―OABSS(Overactive Bladder Symptom Score)、ニューロメーターによる膀胱知覚閾値、尿中Nerve Growth Factor(NGF)による検討』:
- 『骨盤臓器脱患者のパートナーにおける性機能調査』
- 『腹圧性尿失禁手術の有効性,安全性の検討:TVT vs TOT: 多施設共同研究(OURG)』
- 直腸内大腸菌の薬剤感受性に関する研究
- 経直腸的前立腺生検におけるレボフロキサシン500mgの有効性に関する研究
- レボフロキサシン500mgの前立腺への移行に関する研究
基礎研究
- REIC遺伝子をもちいた尿路性器癌に対する遺伝子治療
- テロメライシンプロモーターをもちいた新規ウイルス療法
- 腎細胞癌患者におけるリンパ球STAT1発現と免疫療法の有効性との関連
- IL12をもちいた前立腺癌に対する免疫遺伝子治療
- 尿路バイオフィルム感染症実験モデルの構築と抗バイオフィルム剤の探索
- Chlamydophila caviaeによる新たな性器クラミジア感染症の疫学調査と診断および治療方法の確立
- 尿路感染症由来大腸菌のキノロン耐性とバイオフィルム産生能
- 大腸菌性バイオフィルムに対するクランベリー尿中代謝物の有効性評価
外部獲得研究資金(平成23年度)
- 第11回AKUA研究助成 優秀テーマ
研究課題名:『iPS細胞を用いた尿道括約筋機能再生』
[担当]渡辺豊彦、渡部昌実
- 厚生労働科学研究費補助金医療技術実用化総合研究事業[H23-臨研推-一般-001]
難治性固形がん(悪性胸膜中皮腫、前立腺がん)に対する次世代自己がんワクチン化学療法としてのREIC/Dkk-3遺伝子治療臨床研究
[研究代表者]那須保友
[研究分担者]公文裕巳、渡部昌実、賀来春紀、江原 伸、佐々木克己、谷本竜太、豊岡伸一、宗 淳一
- 文部科学省特別経費プログラム(継続)
「難治性感染症を標的とした創薬研究教育推進事業」細菌バイオフィルムに対する標的医療の開発
[総括責任者]森山芳則
[研究分担者]狩山玲子
- 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(B):23390382]
REIC/Dkk-3遺伝子治療による自己癌ワクチン化療法の基盤解析
[研究代表者]公文裕巳
[研究分担者]許 南浩、渡部昌実、阪口政清、賀来春紀、植木英雄
- 日本学術振興会科学研究費補助金[挑戦的萌芽研究:23659759]
多剤耐性アシネトバクター対策としての抗バイオフィルム剤探索とその基盤技術の開発
[研究代表者]公文裕巳
[研究分担者]狩山玲子、村上圭史
- 日本学術振興会科学研究費補助金[若手研究(B):23791758]
ドキシサイクリン:腎虚血再還流障害の新治療戦略
[研究代表者]荒木元朗
- 科学研究費補助金基盤研究(C)平成23年〜25年
課題番号:23592369
研究課題名:『iPS細胞を用いた尿道括約筋機能再生のための基盤的研究』
担当:渡辺豊彦、渡部昌実
- 文部科学省科学研究費補助金[基盤研究(B):21390441](継続)
樹状細胞誘導能を示す新規抗腫瘍タンパクの基盤的展開研究
[研究代表者]那須保友
[研究分担者]公文裕巳、賀来春紀
- 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(C):21592073](継続)
院内感染症としての多剤耐性緑膿菌尿路バイオフィルムの病原的意義
[研究代表者]狩山玲子
[研究分担者]上原慎也、苔口進
- 泌尿器科学、化学療法学、遺伝子治療学に関する学術研究動向調査
[研究担当者]公文裕巳
役職名:(独)日本学術振興会学術システム研究センター研究員医歯薬学専門調査班 専門研究員
- 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(C):22591767](継続)
緑色蛍光タンパク質発現ウイルス製剤による膀胱癌に対する新たな診断法の開発研究
[研究代表者]賀来春紀
[研究分担者]渡部昌実
- 文部科学省科学研究費補助金[若手研究(B):22791473](継続)
表在性難知性膀胱癌に対する癌選択的膀胱注入治療薬の開発
[研究代表者]渡部昌実
- 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(C):22591791](継続)
長期尿路カテーテル留置患者に対する院内感染防止対策に関する基礎的・臨床的研究
[研究代表者]石井亜矢乃
[研究分担者]狩山玲子、苔口進