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教室員募集について

岡山大学医学部泌尿器科では新年度 入局員を 大募集しています。卒業校、年齢、性別などは全く問いません。卒後臨床研究を終了された医師を歓迎します。当科に興味のある方は是非ご連絡下さい。 詳しい研修プログラムなどは、こちらをご覧下さい。

詳しくはこちら

腹腔鏡手術


腹腔鏡手術とは

腹腔鏡手術とは、お腹を大きく開腹することなく手術を行います。体内に内視鏡(カメラ)を入れ、モニターに映し出される映像を見ながら手術をします。
5mm〜1cmほどの小さな皮膚切開より内視鏡や鉗子などを入れ、炭酸ガスにてお腹を膨らませて手術します。

患者様向け手術説明書

腹腔鏡手術は標準的な術式

日本における腹腔鏡手術の歴史はまだ10年程度と、比較的歴史の浅い治療です。しかし、腹腔鏡手術を行う技術を持った施設においては、腹腔鏡下の腎摘除術、副腎摘除術などは標準的な術式となっています。岡山大学においても腹腔鏡下手術の件数は右肩上がりに増えています。

最大のメリットは低侵襲

腹腔鏡手術の最大のメリットは傷が小さいことです。傷が小さいことに伴うメリットとして、

  • (1) 術後の痛みが格段に少ない
  • (2) 術後の回復が早い
  • (3) 早期に社会復帰が可能
  • (4) 美容的に優れていること

などが挙げられます。また、拡大された視野で、手術を行うため、開腹手術に比べ、出血が少ない傾向にあります。逆に、限られた視野で手術を行うため、術者には優れた技術と正確な解剖理解が必要とされる手術といえます。

当科における腹腔鏡手術の取り組み

当科では、小径の腎細胞癌に対する腹腔鏡下腎部分切除術、腹腔鏡下根治的腎摘除術、副腎腫瘍に対する腹腔鏡下副腎摘除術などは標準術式として行っております。また、腹腔鏡下手術では完遂することが難しいような症例に対しても、腹腔鏡手術と開腹手術を組み合わせることで(我々はハイブリット手術と呼んでいます)、従来の開腹手術に比べ、少しでも低侵襲手術を目指し治療を行っております。

優れた技術

2006年度現在、当科には泌尿器腹腔鏡技術認定医(日本泌尿器内視鏡学会ならびに内視鏡外科学会)が4名在籍しております。これらの医師が中心なって、他の医師の指導を行いつつ、高度な技術をもって腹腔鏡手術に臨んでいます。今年度も認定医に3名の申請を行っており、全国でも有数の腹腔鏡技術を持った集団であると自負しています。

腹腔鏡下前立腺全摘 〜体に優しい手術をめざしています〜

腹腔鏡下前立腺全摘除術は、小さな傷から炭酸ガスを入れてお腹を膨らませて、そこに内視鏡や鉗子を入れて手術をします。最大のメリットは傷跡が小さく、術後の回復が早いことです。拡大した視野で手術が出来るので、開腹手術では見えにくい部位をよく確認しながら手術が可能で、出血量が少ないのも特徴の一つです。


〜腹腔鏡下前立腺全摘のながれ〜

トロカー挿入

手術の際、鉗子やカメラを体内に出し入れする筒をトロカーといいます。通常5mm〜12mm程度の径のものを用います。
トロカーの入れる場所の良し悪しが、手術のやり易さを左右するため、場所選びは非常に重要です。

モニターを見ながら複数の術者で手術をします

患者さんの足側に置かれたモニターを見ながら手術を行います。通常は5ヶ所のトロカーを挿入し、術者、助手、内視鏡を持つ人の3人で手術をすすめていきます。術者と助手の連携が手術を円滑に行うためには非常に重要です。

最後は、前立腺を摘出し膀胱と尿道の吻合

前立腺を摘出した後、切り離された尿道と膀胱を吻合します。吻合部から尿が漏れないことを確認した後、トロカーの穴を閉じて手術終了です。ここまでの手術時間は3〜4時間くらいです。

早期回復をめざしています

術後6日程度、尿道にカテーテルという管を留置します。術後の経過にもよりますが、手術の後10〜14日程度で退院となります。

腹腔鏡下前立腺全摘に関する問い合わせ
月〜金曜日 午前8:30〜17:00
担当医:小林 泰之
担当医不在の場合は、適宜他のスタッフが対応いたします。
泌尿器科医局直通 086-235-7287 (FAX:086-231-3986

腹腔鏡下腎部分切除術 〜体に優しい手術をめざしています〜

小さいうちに発見される腎癌が増えています

腎癌はCT検査や超音波検査の進歩により腫瘍が比較的小さいうちに発見される割合が増えています。

腎機能温存:腎摘除術から腎部分切除へ

以前より腎癌に対する標準的な手術方法は、癌のある腎臓をすべて摘出する腎摘除術とされてきました。それに対して、腎臓から腫瘍部だけを切除する方法を腎部分切除術といいます。小さな腎癌においては、腎摘除術と腎部分切除術を比較した場合、癌の再発などに両者に差がないこと、腎機能なるべく残したほうが術後の慢性腎不全の発生頻度が少ないことなどが報告され、現在では腎部分切除術が小さな腎癌の標準的な手術方法となりつつあります。
(小さな腫瘍でも、腫瘍の部位などにより腎摘除をおすすめする場合もあります)

低侵襲治療:開腹手術から腹腔鏡へ

近年、腹腔鏡手術という、小さな傷から内視鏡や鉗子と呼ばれる道具を入れて行う手術が普及してきています。腹腔鏡手術のメリットは、従来の開腹手術に比べ小さな傷で手術を行うため、術後の回復が早いことがあげられます。
(腫瘍の部位によっては、腹腔鏡ではなく開腹手術で行う場合があります)

これからの小さな腎癌の治療

これからの腎部分切除術は(1)癌を確実に切除する、(2)腎機能を温存する、(3)なるべく低侵襲に行うといった3つのポイントを患者さん個々の状態に合わせて満たしていかなければならない時代と考えています。

岡山大学では、小さな癌に対して積極的に腹腔鏡下腎部分切除術を行っています。

腹腔鏡下腎部分切除に関する問い合わせ
月〜金曜日 午前8:30〜17:00
担当医:小林 泰之
担当医不在の場合は、適宜他のスタッフが対応いたします。
泌尿器科医局直通 086-235-7287 (FAX:086-231-3986