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教室員募集について

岡山大学医学部泌尿器科では新年度 入局員を 大募集しています。卒業校、年齢、性別などは全く問いません。卒後臨床研究を終了された医師を歓迎します。当科に興味のある方は是非ご連絡下さい。 詳しい研修プログラムなどは、こちらをご覧下さい。

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腎盂尿管鏡


腎盂尿管鏡による検査と手術

泌尿器科疾患に対する治療方法は低侵襲化を目的として、体腔鏡手術の導入など内視鏡手術の進歩により多様化しています。上部尿路(腎盂や尿管)疾患に対する腎盂尿管鏡による内視鏡治療もそのひとつです。
従来から行なわれてきた尿路結石症の内視鏡治療に加え、尿路上皮腫瘍や腎出血の腎盂尿管鏡による診断治療も急速な進化を遂げており、岡山大学泌尿器科でも積極的に取り組んでいます。

患者様向け手術説明書

腎盂尿管鏡の手順および手技

岡山大学泌尿器科で実施している尿管鏡の手順および基本的手技を紹介します。

1.膀胱鏡による観察

膀胱内病変の有無、尿管口の位置・形状を確認します。


2.硬性尿管鏡の挿入

硬性鏡(6/7.5Fr.WOLF社製)を尿道から膀胱、尿管口に挿入し、到達可能範囲(概ね中部尿管)の観察処置を行ないます。
硬性鏡の挿入は尿管口と下部尿管の拡張になり、結果的に軟性鏡の挿入が容易となります。


3.軟性腎盂・尿管鏡の挿入

ワーキングチャンネルからガイドワイヤーを挿入した状態で硬性鏡を抜去し、留置したガイドワイヤーを使って軟性鏡を挿入します。


4.腎盂・腎杯の観察

軟性鏡による腎盂・腎杯の観察は、系統的に行ないます。まず腎盂をなるべく遠方(腎盂尿管移行部付近)より観察し、腎盂内病変の有無と腎杯の数や位置を確認します。

上部尿路腫瘍の経尿道的内視鏡下治療

手術適応

腫瘍のサイズは2cm以下で、肉眼的に乳頭状腫瘍の形態を有し、内視鏡的に到達可能な部位に存在し、通常の画像診断で明らかな実質への浸潤を認めない症例を選択しています。 また、尿細胞診が陰性であることも適応条件の一つとしています。適応となる症例では、患者様と十分相談し希望された場合、実施しています。


術後のフォローアップ

表在性膀胱腫瘍のフォローアップとほぼ同様な考え方ですが、無麻酔にて外来レベルで内視鏡検査が実施困難な点が臨床上問題となります。 しかし、いまだ十分なエビデンスが構築されていませんので、厳密なフォローアップは必要なものと考え、岡山大学では表に示した方法でフォローアップを実施しています。再発による処置がなければ2泊3日の入院期間で実施可能です。

腎出血に対する内視鏡的止血術

いわゆる特発性腎出血の血管病変は、主に腎乳頭部における微小血管の破綻(Minute venous rupture;MVR)、血管腫、静脈瘤に分類されます。 岡山大学泌尿器科の経験では80%以上がMVRで占められています。


治療方針

特発性腎出血の治療方針は、まず安静・止血剤といった保存的方法を試みます。
再発例や持続例に対しては、腎盂尿管鏡による止血術を第一選択としています。これまで行なわれていた硝酸銀の腎盂内注入療法は、尿管狭窄や多臓器不全など重篤な合併症の報告例も多く、現在は推奨できる治療ではありません。
現在まで岡山大学泌尿器科では約100例の特発性腎出血に対する内視鏡的止血術の経験があります。術後の再発はまれで、再発率は5%未満です。

TUR-P

手術による合併症

穿孔

深く切除しすぎることにより、前立腺被膜に孔が開いてしまうことがあります。穿孔を生じると腰椎麻酔下でも下腹部に疼痛を訴えます。顔面蒼白、発汗、血圧低下など見られることもあります。

対策:
大きな穿孔の場合は小切開にてドレーン挿入
小さな穿孔の場合はバルンを長く留置する

TUR症候群

灌流液が血管内に流入して血液が希釈され起こる場合。血圧低下、吐き気、嘔吐、意識低下などが生じることもあり、術中の頻回の声かけが重要になります。
この合併症は、水圧が高いとおきやすいため、灌流液の高さに注意する必要があります。
以下に、TUR症候群の詳しい説明を記載しております。


TUR症候群

TUR-P における水中毒症は膀胱潅流液の血管内流入による血漿 Na 濃度の急激な低下に起因します。したがって,水中毒症防止には血漿 Na 濃度の正常化が第1となります。

TUR-P 術中、血漿 Na の濃度を正常に保つには Na の投与および利尿の2方法が考えられます。この目的にかなう輸液剤として前者では生理的食塩水など、後者ではマニトール製剤があげられます。
前立腺の大きさ、術者の技量、手術時間と密接に関わっています。


新しいTUR-P = TURis

  • 生理食塩水を使ってTUR-Pが可能!
  • 低ナトリウム血症の合併症軽減!
  • 入院期間の短縮!